子育ての喜怒哀楽「怒」

子どもが親である私たちのやって欲しくなかったことをした時に

私たちは基本「怒」怒ります

なぜなら私たち大人には子どもの将来への責任や

社会からどう見られるのか?という感覚があるからです

叱ると怒るは違うと言われますが今回は置いておいて

今日は一括りに「注意する」という言葉に置き換えておきましょう

注意する時はその場で言わないと伝わりません

後日

「そういえばあの時さぁ~」と言っても

今を生きている子どもたちには

「は?何のこと?」となるだけです

なので「注意する」ならその時にすぐ

できなかったら今回は「注意する」を諦めます

↑↑↑

これが大前提



時に「注意する」選択よりも大切にしないといけないものが

同時に回ってきたりします(笑)

そう、人生そんなにきっちりはっきり分かれてない✨



例えば・・・

子どもがお手伝いしてお皿を洗ってくれた時

慣れていない子は床が水浸し

洗剤を大量に使い泡だらけ

水が出しっぱなしなんて悲劇も💦💦

そこで私たち大人は何に優先順位をつけて

子どもに投げかけますか?

私はその時その瞬間、二度と味わえない経験や

誰かの役に立とうと行動した事に重きを置きます

なのでお皿を洗ってくれたことだけを喜びます

失敗はするもの( ´艸`)

誇らしげに「洗ったよ」

と言われてみると裏が泡だらけ

黙ってこそっと洗い直し

(年齢や経験値によって対応もかわります)



これが命に関わったり、他人を傷つけるようなことだったら

「注意する」が最優先になるでしょう


この区別ができないと私たちは子どもに反省だけさせます

反省だけなら猿でもできるのに・・・💦💦

目先のことだけ見ていると区別ができないけれど

もう少し先のことが見えるようになると

「怒」ではなく「叱」になるだろうし

そのタイミングの選択もできるようになるはずです

子育ては人材育成

子どもにやみくもに感情をぶつけると

やみくもに感情をぶつける事しかできない大人に育ちます

もちろんそうやって育ってくれればいいと

考える方は感情を優先して関われば良いし

そうではなく、

いろいろな状況判断ができる大人に育って欲しいと

願うのならば

感情を上手にコントロールして関われば良いのだと思います

子どもは鏡です💖

最後に「怒る」と「叱る」の違いをまとめたページのリンクと

2020年4月から施行される改正児童虐待防止法のリンクを

貼っておきます(⌒∇⌒)

ちょっと気になる本もご紹介✨✨✨

「反省させると犯罪者になります」って本があります

考えるきっかけになればと思います

こそだち発達研究所

【可児こそだちの学校】 子育ちや子育て、健康は ちょっとしたことを知っていれば楽しくなることがいっぱいです。 食・子どもの育ち・発達の情報発信やワークショップを開催しています。 Amazonのアソシエイトとして、こそだち発達研究所は適格販売により収入を得ています。

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