子育てを俯瞰する~いよいよ子育て~

今まで何もしてきていないのだから当然・・・。

子どもが生まれると当然初めてのことばかりで何一つ分からない。
離乳食もみじん切りがみじん切りにならなかったり(笑)


でも15センチ角くらいの磁気のフロッピーディスクの時代からパソコンで遊んでいた
情報化社会の中を育ってきた私ですら
まだ子育ての情報はインターネットからではなく本、雑誌、親からが主な入手先だった。
ブログはやっていたけど、子育ての情報交換よりも大好きなDisneyに関する情報交換ばかりしていた。

例えばこんなの(笑)キャラグリ目当てでインしてました~(⋈◍>◡<◍)。✧♡


だからインターネットで子育ての相談をするとか考えもしない時代だった。

愚痴は言ってたけどね~


それが今は、おっぱいのあげ方・予防接種・おむつの換え方・離乳食・理想の母親像・理想の夫婦像に至るまでインターネットで容易く検索でき、ありとあらゆる情報がスマートフォンの中にある時代となった。


私は大学の授業で「これからは情報化社会で、情報弱者(情報を受け取ることが出来ない人)は社会的弱者になる」と講義を受けたが今のような情報氾濫社会ではどの情報を誰から入手し、判断・決断ができ、それに対して責任を取るということが社会において有利か不利かを分けるよう時代になってきた。


暗記の詰め込み教育で育ってきた私の世代が無数にある情報の中から自分で選択し、決断し、責任を取っていかなくてはならないというのはなかなか簡単にできることではない。

私たちが訓練してきたことは、与えられたことを覚えてやり続けることだったのだから。さらに今の時代は求められるものが違う。褒められた経験のない世代が褒める子育てを求められ、叱られた経験がない世代が子どもを社会に送り出すために躾をしなければいけない。

自己肯定感のない親が子どもの自己肯定感を育てていかなければならない。
理想の母親像、キラキラした隣の子育てが目に入り、理想と現実のギャップに苦しむ。子どもを社会に送り出すために親が必要な事は溢れている情報を整理することと考え選択(決断)しそれに対して責任を取るというプロセスをとれるようにできるまで練習しなくてはならない。人は置かれた環境に適応していく。だから、今自分たちが教えてもらってこなかったけれど大事なことに気付いた人が変わっていくしかない。

こそだち発達研究所

【可児こそだちの学校】 子育ちや子育て、健康は ちょっとしたことを知っていれば楽しくなることがいっぱいです。 食・子どもの育ち・発達の情報発信やワークショップを開催しています。 Amazonのアソシエイトとして、こそだち発達研究所は適格販売により収入を得ています。

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