子育てを俯瞰する~俯瞰して見えてきたもの~

いよいよレポート最後となった

前回は食(味噌)で俯瞰の体験をしたお話まで


よく考えてみれば東濃とも中濃とも言えないような境目の地域
言葉一つとっても分からないことだらけだ。

「机、つる」この言葉を一体どの程度の人がこれを理解するのか。
「机、つる」=「机を持ち上げて運ぶ」とは想像がつかない。
子どもたちと食について話をするまで気づかなかった。
しかし一つ気付くと他にも多くのことに気付くとこができる。
そこから様々なものに出会いやはり、子どもとの距離感をどのように取っていけばいいのかということにたどり着く。それが俯瞰力だ。


俯瞰力を養なうための訓練はいくつかある。
私が学んできたことだけでも
事実質問を重ねていくメタファシリテーション、
楽しく学ぶ個性心理學®、
部屋を片付けながら行う断捨離®があるが
タダで今すぐ基礎知識も必要なくできるものは子どもが作る「弁当の日」だけだ。


子どもを社会に送り出すことを考えても子どもを台所に入れると得られる可能性は無限大だ。台所は子どもたちにとってはワンダーランドなのだ。しかも、子どもが台所に立ちたいを思う年齢には限りがあるのでこの時期を逃してはならない。

そもそも子どもはある年齢になったら親元を離れて生活するようになる。その時に必要最低限度のことを身につけて社会に送り出さなければ、無責任に社会に放り出すこととなる。「衣食住」これに関する基礎知識を身につけさせるためにも子どもを台所に入れて子育てするきっかけになる子どもが作る「弁当の日」のメリットは絶大だ。


目先の子育ての大変さに振り回された経験が有るからこそ分かる。
子どもが私たちの元を離れる時に必要な能力を身につけさせることの大切さ。
この能力を身につけた子どもは自分自身を生き抜く力を身につけて夢を追いかけることをする。子どもたちの生き抜く可能性を見守っていきたい。

こそだち発達研究所

【可児こそだちの学校】 子育ちや子育て、健康は ちょっとしたことを知っていれば楽しくなることがいっぱいです。 食・子どもの育ち・発達の情報発信やワークショップを開催しています。 Amazonのアソシエイトとして、こそだち発達研究所は適格販売により収入を得ています。

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