初めて聞いた子どもの声

子ども料理塾には色々な子どもが参加してくれています
女の子だけではなく、男の子も

年少さんから小学校6年生まで

料理ができるできないは年齢ではなく、経験値の差なので
年齢でクラスを分けてもいません
大きい子が小さい子の面倒をみながら料理しているものこども料理塾の特徴です


中には産まれてから6年間離乳食でも食べなかった大嫌いなさつまいもが食べられるようになった子もいます
お母さんは
「私の6年間の努力は何だったの?」とおっしゃっていましたが
お母さんの6年の努力があったからみんなで作ったさつまいも料理の美味しさに今回気付いたのかもしれません


そんな中・・・

「子どもの心の声を初めて聴けました」

という声をいただきました

今年度の子どもたちと料理をするようになって半年以上が経ちました
子どもによって様々な個性があります
やれることにも差があります
よく観察していると行動の傾向が何となくつかめます

・手でこねるのが嫌な子
・包丁で野菜を千切りにする単純作業なら興味がある子
・身体の体幹が保てなくてやりたくても料理の途中で疲れてしまう子
・ひたすら水の流れを手のひらで感じている子

私が感じたことは保護者の方にお伝えします
私の話と過去子育てしづらかったことが一致すると

「あ~、なるほど…。それで。(納得)」

で、その日の料理塾から帰っていかれました。


料理塾は月に一度なので次回お会いした時に

「先生、娘が私にこんな話をしてくれました。

『ママが言うことは全部頑張ってやりたいの。
でも、何かうまくいかない。できるとママが喜んでくれるのが嬉しくてやりたい。
でも、途中で疲れちゃってできなくなっちゃう。やりたいのに。
本当はね、〇〇ちゃんもやりたいんだよ。』

って。今まで何でこの子はできないんだろうってばかり思っていたけど
やりたくてもできなかったって

この子が産まれて初めて子どもの声を聴いた気がします」


子どもを観察していると見えてくるものがあります
でも、時々自分の子どものとの距離が近すぎて見えなくなることがあります
私はその橋渡しをするために子ども料理塾をしています
その為に勉強したいことはまだまだいっぱいあるなぁ~

最高に嬉しい一言でした💕


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こそだち発達研究所

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